俳句誌「周」創刊

 「周」(しゅう)という俳誌が立ち上がった(2020年5月)。大分県中津市で行われていた「円錐」中津句会が終わるのをきっかけに、周(あまね)句会の仲間が発表の場として創刊した小俳誌である。編集は後藤秀治、山崎浩一郎、横山康夫の皆さん。

俳誌「周」創刊.jpg


 創刊号でもあり、会員各位の作品から一句ずつ選ばせて戴いた。
 
   揚雲雀声のみ届く高さかな      熊谷明美
   ふるさとは人の小さき秋の暮    紅梅三男丸
   もてなしに程よき障子明かりかな   後藤秀治
   海雲酢や二人でいても遠く見て   佐伯ひろみ
   終ひには鬼に食はるる数へ歌     三丸祥子
   新聞をめくる音良き秋の朝     谷崎佳奈美
   古の政庁跡の木守柿        帖佐喜久美
   新聞のかすかにおもき梅雨曇     寺坂明美
   小春日や手押し車の集まれる     寺坂公広
   掌でつつむコーヒーカップ春浅し  昼間くみえ
   水筒の小さきを選ぶ冬の旅     山崎浩一郎
   炎天の真つ只中の棒となる     渡辺ひろ子
   死者とゐて想へば雪の降るごとし   横山康夫

 書評は、鈴木牛後句集『にれかめる』について、後藤氏が書いている。

 今後のご発展を期待しております。


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