テーマ:船団

田彰子句集『田さん』

 田さんは坪内稔展さんの「船団」の人。兵庫県丹波市柏原(かいばら)生まれで、同所生れの江戸時代の俳人田捨女に連なる方である。該句集はふらんす堂、2020年7月27日発行。この20年ほどの作品からなる第一句集である。「船団」らしい軽やかな口語的な作品が収まっている。  自選12句は次の通り。   じゃこ天の歯ざわりほどの去年今…
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坪内稔典―俳句とエッセイ『早寝早起き』

 稔典さんが表記の俳句とエッセイ集を出された。「船団」が解散になるとのことで、惜しい気持ちを抱きながら一読した。  稔典さんの俳句にカバが出てくるのは承知だが、この句集には、伊予柑、文旦、デコポン、シロサイ、クロサイなどが多い。それに「うんこ」が頻出するには驚く。それに「つるりんしよう」など、多義性のある言葉が新鮮であ…
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衛藤夏子『俳句の杜』アンソロジー

 衛藤夏子さんがアンソロジー『俳句の杜』(本阿弥書店、令和元年七月十日)を出された。彼女は坪内稔典さんの「船団」のメンバーで大阪女性文芸協会の理事もなさっておられ、二年前には第一句集『蜜柑の恋』を上梓されている。  100句の中から、一読して筆者の好みに合った作品を抽いてみた。  左の数字はこのアンソロジーで…
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藤井なお子句集『ブロンズ兎』

 藤井さんは「船団」(坪内稔典主宰)のメンバーで、船団賞を今年貰った気鋭。このほどふらんす堂の第一句集シリーズに参加し、表記の句集を上梓された(令和元年十月七日)。  解説は坪内さんが「(この句集をめぐる)話題が、さざ波のように、または微風のように、あるいは道端のイヌフグリの花のように広がったら、とてもすてきだ」と書いておられる。まさ…
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